「ノーロードファンド」は購入時手数料が無料!その上手な活用方法とは?
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公開:
2023.04.02
更新:
2024.09.30
ノーロード(No-Load)/ノーロードファンド(No-Load Fund)とは、投資信託に関する手数料のうち、購入時手数料(販売手数料)が無料の投資信託を指します。
Loadは日本語で「負担」という意味があり、No-Loadは「負担のない」という意味になります。
ノーロードファンドの上手な活用方法
購入時手数料は、証券会社が自由に設定でき、同じ投資信託であっても証券会社によっては購入時手数料が異なります。同種のファンドでノーロードとそうでないものがあれば、ノーロードファンドを選ぶ方が購入時のコストを抑制できます。
ただし、ノーロードファンドは、購入時手数料(販売手数料)が無料な分、自分自身でネットで購入する必要があり、証券会社や銀行の営業担当者から商品の詳しい説明やサポートを受けることができないという点には留意が必要です。手厚いサポートを受けたい場合は、購入時手数料(販売手数料)が有料の商品を選ぶ必要があります。購入時手数料は、販売員による購入時の説明にかかるコストだという風に解釈できるかもしれません。
そのため、営業担当者の説明なしでも、十分に商品性を理解している場合には、購入時手数料が無料のノーロードファンドを活用し、十分に商品性を理解できておらず、営業担当者の説明を聞きたい場合にはノーロードでない投資信託を活用するのが良いといえそうです。
ノーロードは購入時手数料は無料だが、その他の手数料は支払う必要がある
通常、投資信託に投資する際は、主に購入時手数料・信託報酬・信託財産留保額の3つの手数料を負担する必要があります。ノーロードファンドは、購入時手数料が無料の投資信託ですが、信託報酬と信託財産留保額については、引続き手数料として負担する必要があります。
ちなみに、信託報酬(運用管理費用)は、販売会社や運用会社、信託銀行に対して支払う報酬であり、信託財産留保額は、途中解約する投資家に対する「ペナルティ料」として投資信託を解約する際に徴収される費用です。
各手数料の詳細については、以下の記事に詳しく書きましたので、ご興味ある方はこちらをご参照ください。
参考記事:今さら聞けない「投資信託」の仕組みを解説!〜メリット、デメリットを徹底解剖〜
主要なネット証券では、全ての投資信託がノーロードで購入可能
2019年の年末から、主要なネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)では、自分自身で買い付けを行う場合、全ての投資信託がノーロードファンドとなっています。そのため、ネット証券で自分自身で投資信託を購入する際は、ノーロードファンドかどうかを気にする必要はありません。
なお、SBI証券は2021年4月20日から、25歳以下の顧客に対し、国内株式の売買手数料を全額キャッシュバックすることで事実上無料にしており、今後は顧客対象を段階的に広げ、2022年までに手数料の完全無料化を目指しています。投資信託や株式の購入(売買)手数料が無料となることで、投資家にとっては、より投資のハードルが下がりそうです。
まとめ
- ノーロードファンドとは、購入時手数料が無料の投資信託のこと。
- 購入時手数料は、証券会社が自由に設定できるので、同じ投資信託であっても証券会社によっては購入時手数料が異なる。
- ノーロードは、証券会社や銀行の営業担当者から商品の詳しい説明やサポートを受けることができないという点には留意が必要。
- 現在、主要なネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)では、全ての投資信託がノーロードで購入可能。
投資のコンシェルジュ編集部
MONO Investment
投資のコンシェルジュ編集部は、投資銀行やアセットマネジメント会社の出身者、税理士など「金融のプロフェッショナル」が執筆・監修しています。 販売会社とは利害関係がないため、主に個人の資産運用に必要な情報を、正確にわかりやすく、中立性をもってコンテンツを作成しています。
投資のコンシェルジュ編集部は、投資銀行やアセットマネジメント会社の出身者、税理士など「金融のプロフェッショナル」が執筆・監修しています。 販売会社とは利害関係がないため、主に個人の資産運用に必要な情報を、正確にわかりやすく、中立性をもってコンテンツを作成しています。