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相続相談は最初に誰にすればいいですか?

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2025/04/14 14:11

相続
相続

男性

50代

question

父が高齢になり、将来の相続について具体的に備える必要を感じています。不動産や株式など複数の資産がありますが、どこから、誰に相談を始めるのが適切でしょうか。専門家によって得意分野が異なるようで、迷っています。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

お父様のご年齢や資産の状況を踏まえ、相続について具体的に考え始めたのは、とても重要な第一歩です。不動産や株式などの資産が複数ある場合、相続にかかる税負担の対策や、相続人間のトラブルを未然に防ぐためにも、早めの準備が将来の安心につながります。

最初に相談すべき相手としては、相続全体を俯瞰してアドバイスができる税理士やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が適しています。彼らは、資産の構成や家族関係、相続税の見通しなどを整理した上で、必要に応じて他の専門家とも連携しながら対応を進めてくれます。

たとえば次のような専門家との連携が考えられます。

  • 司法書士:不動産の名義変更や相続登記など、法的な手続き全般
  • 弁護士:相続人間の調整が難しい場合や、遺言書の作成、紛争の予防・対応など

具体的には、以下のような流れで進めるのがスムーズです。

STEP1:ご自身でおおまかな資産と相続人の状況を整理する(メモレベルでも構いません)

STEP2:税理士やIFAに相談して、相続全体の課題や優先順位を把握する

なお、初回相談に不安がある場合は、市区町村や税理士会・弁護士会などが提供する無料の相続相談窓口を活用するのも良い方法です。

相続は、「何か起きてから」では遅く、「まだ何もない今だからこそ」備えるべきテーマです。将来的な相続に備え、ご家族の安心を守るためにも、まずは税理士やIFAといった相続に精通した専門家に相談することをおすすめします。

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税理士

税理士とは、税金に関する専門的な知識と国家資格を持ち、税務申告や相談、書類作成などを行うことができる税務のプロフェッショナルです。 税理士には、税金の計算・申告を代理する「申告代理」、税務書類を作成する「書類作成」、税務に関する相談を受ける「税務相談」といった独占業務があります。 相続の場面では、相続税の申告や節税対策、複雑な財産評価、各種税務特例の適用などをサポートしてくれる、心強い存在です。さらに、税務署とのやりとりや税務調査への対応も税理士の重要な役割の一つです。 また、生前贈与や不動産の活用、法人化などを含む将来を見据えた資産設計についても、税務の観点からアドバイスを受けることができます。 税理士は弁護士や司法書士などと連携しながら、税金という専門領域を通じて、円滑で安心な相続手続きを支えてくれる存在です。

独立系アドバイザー(IFA)

IFAとは、Independent Financial Advisorの略で、日本語では「独立系フィナンシャルアドバイザー」と呼ばれる資産運用の専門家を指す。内閣総理大臣より金融商品仲介業の登録を受け、1つ以上の証券会社と業務委託契約を締結し、投資家に対して資産運用のアドバイス業務や金融商品の仲介を行う。

司法書士

司法書士とは、不動産の名義変更や会社設立などの登記手続き、さらには裁判所に提出する書類の作成などを専門に扱う法律の専門家です。 相続の場面では、相続登記(不動産の名義変更)を代行したり、家庭裁判所への遺産分割調停申立書や遺言書の検認申立書などの作成を支援したりするなど、法的手続きをスムーズに進める役割を担います。 また、成年後見制度の申立てや、商業登記(会社役員変更など)にも対応できるため、相続以外の場面でも幅広くサポートを受けられます。特に相続に関する不動産がある場合、登記の専門家である司法書士の力は欠かせない存在です。

登記(登記手続き)

登記とは、会社の設立や変更、財産の所有権などの法的事項を公的な記録として登録する手続きのことを指します。会社の登記は法務局で行われ、商号、本店所在地、役員構成などが記録されます。これらの登記情報は誰でも確認でき、取引の透明性を確保するために重要な役割を果たします。 投資家にとっても、登記情報は企業の実在性や信用を確認するための客観的な根拠のひとつであり、投資判断の信頼性を高める助けになります。また、不動産投資においても、登記を通じて所有権や担保権の状態を確認できます。

弁護士

弁護士とは、法律に関する問題について助言や代理を行うことができる、国家資格を持った法律の専門家です。 相続においては、遺産分割協議がまとまらない場合や、遺留分を巡るトラブル、遺言の無効主張、相続放棄の手続きなど、法的な対応が必要な場面で頼れる存在です。必要に応じて、調停や訴訟の代理人として交渉や手続きも代行してくれます。 相続人同士での意見の対立や紛争があるとき、また法的に複雑な問題が関係する場合には、早い段階で弁護士に相談することでトラブルを最小限に抑えることができます

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