ランキング上位の投資信託なら安心して買ってもいい?
男性
/ 40代
回答受付中
0
2025/02/07 15:26
ベストアンサー未選択
ネットで「人気の投資信託ランキング」をよく見かけますが、ランキング上位のものを選べば安心して投資できるのでしょうか?ランキングを参考にする際の注意点や、失敗しない投資信託の選び方について知りたいです。
投資のコンシェルジュ編集部
投資信託のランキングは、販売額や直近の成績を基に作成されることが多いため、上位にあるからといって必ずしも優良な商品とは限りません。販売促進のために金融機関が積極的に売り出している商品が上位に入ることもあり、手数料が高いファンドが目立つことがあります。
また、過去の成績が良かったファンドでも、将来も同じパフォーマンスを維持できるとは限りません。特に、テーマ型ファンドのように特定の業界に特化した商品は、一時的に人気が出ても、その後の成績が低迷することがあります。
投資信託を選ぶ際は、ランキングの順位だけで判断せず、手数料や運用方針を確認し、自分の投資目的に合った商品を選ぶことが重要です。
関連記事
関連する専門用語
運用益
運用益とは、資産運用によって得られる利益のことを指します。主に株式や債券、不動産、投資信託、仮想通貨などの投資商品から得られる収益が含まれます。運用益には、売却益(キャピタルゲイン)と配当・利息収入(インカムゲイン)の2種類があります。市場の変動や経済状況により変動するため、安定した運用益を得るには分散投資やリスク管理が重要です。企業や個人投資家にとって、資産を増やすための重要な手段の一つとなっています。
分散投資
リスク低減のため、資金を複数の銘柄や資産クラス、地域、業種に分配して投資する方法。特定の投資対象が値下がりしても、他の資産の上昇で損失を緩和できる可能性があります。安定したリターンを長期的に目指す基本戦略です。
積立投資
一定の期間ごとに一定の金額ずつ同じ銘柄を購入していく投資手法のこと。一度にすべてのお金を投資する「一括投資」とは異なり、少額から始められ、タイミングをずらしながら投資することで高値づかみを避ける「時間分散」の効果が期待できる。
iDeCo
iDeCo(イデコ)は、個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金を作るための私的年金制度です。20歳以上65歳未満の人が加入でき、掛け金は65歳まで拠出可能。60歳まで原則引き出せません。 加入者は毎月の掛け金を決めて積み立て、選んだ金融商品で長期運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。加入には金融機関選択、口座開設、申込書類提出などの手続きが必要です。 投資信託や定期預金、生命保険などの金融商品で運用し、税制優遇を受けられます。積立時は掛金が全額所得控除の対象となり、運用時は運用益が非課税、受取時も一定額が非課税になるなどのメリットがあります。 一方で、証券口座と異なり各種手数料がかかること、途中引き出しが原則できない、というデメリットもあります。
長期投資
長期投資とは、数年から数十年のスパンで資産を運用し、時間をかけて利益を得る投資手法です。株式や債券、不動産、投資信託などが主な対象で、短期的な市場変動に左右されず、複利の効果を活かして資産を増やすことを目指します。
NISA
「Nippon Individual Saving Account」の略(少額投資非課税制度)。 日本における株式や投資信託の投資金における売却益と配当への税率を一定の制限の元で非課税とする制度。 金融機関において、この制度が適用される非課税口座を、通常の取引口座とは別に開設する必要がある。