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退職所得控除の計算方法を教えてください。

男性

/ 40代

解決済み

0

2024/07/22 09:27

節税ライフプランニング

最近、老後のライフプランを検討し始めました。特に、老後資金で退職金が重要であり、極力手残りを大きくするために退職所得控除について知っておかねばと考えています。退職所得控除はどのように計算されるのでしょうか?

投資のコンシェルジュ編集部

退職所得控除の計算は、勤続年数に基づいて行われます。

退職所得控除額の計算方法 - 勤続20年未満の場合:40万円 × 勤続年数 (80万円未満の場合は、80万円) - 勤続20年以上の場合:800万円+70万円×(勤続年数-20年)

例えば、勤続5年で退職する人は「40万円×5年=200万円」が控除額となり、勤続37年で退職する場合は「800万円+70万円×(37年-20年)=1990万円」が控除額になります。退職所得の課税対象金額は、「退職金額-退職所得控除額」を2で割ることにより計算されます。

例えば、退職金が2200万円、勤続年数37年、退職所得控除額が1990万円の場合について考えてみます。 課税対象がくは、「2200万円-1990万円」÷2=105万円となります。

105万の退職所得に対して、所得税率が105万円の5%の52,500円、住民税率が105万円の10%の105,000円、復興特別所得税が52,500円の2.1%で1,102円かかりますので、税金の合計は52,500円+105,000円+1,102円=158,602円です。

つまり、退職金の2,200万円の手取り額は勤続年数37年の場合は、21,841,398円です。退職所得控除がかなり効果の大きい税制優遇措置ということがわかります。

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