年金211万円の壁とはなんですか？

年金211万円の壁とは、主に65歳以上の高齢者夫婦世帯において「住民税非課税世帯」となる基準を表したものです。 住民税非課税世帯となると、国民健康保険料や介護保険料の減免措置、国民年金保険料の減免措置、介護・医療費負担の軽減措置、臨時特別給付金、保育料の無償化、大学授業料の無償化など、様々な優遇措置の対象となります。 裏を返すと、211万円の壁を超えてしまうと、前述の優遇措置の対象外となるため、費用負担が大きく増します。高齢夫婦世帯にとっては、特に国民健康保険料や介護・医療費負担の負担が大きくなるほど、生活の不安に結びつきやすいです。 そのため、住民税非課税世帯になるかどうか判断材料となる年金211万円が1つの壁として注目されます。年金211万円の壁といいますがこの金額は地域によって若干異なりますので、相談者様のお住いの地域でいくらになるかは、別途ご相談ください。