投資初心者でもリスク許容度を高めるべき?
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2025/02/18 14:29
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資産運用を最近始めました。まだ投資は始めたばかりですが、リターンを大きくするためにはリスク許容度を上げるべきなのでしょうか?
投資のコンシェルジュ編集部
投資初心者がいきなり高リスクな運用をするのは推奨されません。なぜなら、投資経験が少ないと、市場の値動きに対する耐性が低く、相場の変動で不安になりやすいからです。まずは少額の低リスク資産(債券やバランス型投資信託など)から始め、投資に慣れたら徐々にリスク資産の比率を増やしていくのが良い方法です。
また、積立投資を活用すると、価格変動リスクを抑えながら市場の動きを体感できます。リスク許容度は経験とともに変わるので、焦らず少しずつ慣れていくのが大切です。
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関連する専門用語
リスク許容度
リスクとは収益(リターン)の振れ幅のこと。収益がどれくらいまでならマイナスになっても受け入れることができるか、という度合いのこと。
リスク資産
リスク資産とは、市場の変動によって価格が上下し、投資元本が増減する可能性のある資産のことを指す。代表的なものとして、株式、投資信託、外国為替、コモディティ(原油や金など)、不動産などがある。 これらの資産は、長期的に見ればリターンが期待できる一方で、短期的には価格が大きく変動することがある。そのため、リスク資産を運用する際は、投資の目的や期間、リスク許容度を考慮したポートフォリオの設計が重要となる。
相場
市場において形成される価格、値段その他交換比率一般のこと。投資マーケットにおいては、売買された株式や債券などの取引の値段。
債券
債券(サイケン、英語表記:Bond)とは、発行者が投資家に対して将来一定の金額を支払うことを約束する金融商品です。 国や地方自治体、企業などが資金を調達する目的で発行し、投資家はこれを購入することで、定期的に利息(クーポン)を受け取ります。満期が来ると、投資した本金が返済されます。 債券はリスクが比較的低く、安定した収入を求める投資家に選ばれることが多いです。 また、市場で自由に売買が可能であるため、流動性も確保されています。債券市場は世界的にも広がりを見せており、多様な投資戦略に利用されています。
積立投資
一定の期間ごとに一定の金額ずつ同じ銘柄を購入していく投資手法のこと。一度にすべてのお金を投資する「一括投資」とは異なり、少額から始められ、タイミングをずらしながら投資することで高値づかみを避ける「時間分散」の効果が期待できる。
価格変動リスク
価格変動リスクとは、株式や債券などの金融商品の価格が、経済状況や金利動向、企業業績などの影響で上下する可能性のことです。株式は企業業績の悪化や市場不安で急落するリスクがあります。 一方、債券の場合、発行時の固定利率と市場金利との差が変動するため、市場金利が上昇すると既発債の魅力が薄れ、途中売却時に購入時より低い価格で取引されるリスクが生じます。ただし、満期まで保有すれば額面通りに償還されるため、長期保有によってこのリスクを回避できます。