専門用語解説
暗号資産ETF
暗号資産ETF(Exchange Traded Fund)は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)の価格に連動する上場投資信託です。
証券取引所で株式と同じように売買できるため、投資家は直接暗号資産を保有せずに、その価格変動に投資できます。
暗号資産ETFには、現物型と先物型の2種類があります。現物型は、実際にビットコインなどを保有し、価格に連動する仕組みです。
一方、先物型は暗号資産の先物契約を通じて価格を追跡します。
2023年には、カナダやヨーロッパで現物型ETFが登場し、2024年には米国でもビットコイン現物ETFが承認されました
ETFを利用することで、ウォレットの管理不要、規制の整った市場での取引、税制面の優遇といったメリットがあります。
一方で、価格の変動が大きいため、リスク管理も重要です。暗号資産市場の成長とともに、今後さらなる注目を集める分野です。