専門用語解説
無告知型終身保険
無告知型終身保険とは、健康状態の告知や医師の診査なしで加入できる終身保険です。
通常の生命保険では、申し込み時に過去の病歴や現在の健康状態について詳しく告知する必要がありますが、無告知型ではこうした手続きが不要なため、持病がある方や高齢の方でも加入しやすいのが大きな特徴です。
ただし、その分保険料は一般の保険よりも割高になる傾向があります。さらに、契約直後からすぐに全額の死亡保険金が支払われるわけではなく、一定期間(たとえば2年間など)は保険金の支払いが制限される「免責期間」が設けられているのが一般的です。
そのため、加入前には保障内容や免責期間の条件をしっかり確認することが大切です。
「健康に不安はあるけれど、万が一のために備えておきたい」という方にとって、有力な選択肢のひとつとなる保険商品と言えるでしょう。